國友 道晃 先生
獨協中学校・高等学校
英語科主任
生徒の学習を「見える化」
abceed を導入しようと思ったきっかけについて教えて下さい。
三省堂さんからの紹介で abceed を知りました。ICTに興味がある若手の教員から「是非やってみたい!」との相談を受けて本格的に検討を開始しました。普段使用している教科書(NEW CROWN)と連携しているということが、導入決定の1番大きな要因でした。三省堂さんとの連携は本当に早かったですね。
「聴く・話す」の学習は、なかなか個別に介入できなかったのですが、abceed の課題配信でそれを簡単に実現できるので大変ありがたいです。
abceed を普段どのように活用されていますか。
一番活用しているのは教科書の音読です。これまではCDで音声を聴いて音読という流れでしたが、音読も abceed でワンストップで学習できるようになりました。
また、単語帳や英検対策の教材も活用しています。授業中の時間を活用してabceed で英検の過去問や、単語帳に取り組ませることもあります。
abceed から課題として配信しておけば、授業中でも生徒の取組状況がリアルタイムに管理画面に反映されます。教員はそれを把握しながら机間指導することもでき、とても便利になりました。
ラダーシリーズの活用もはじめています。授業中に10分ほど時間を設けて、生徒に1冊選んで読んでみようと促したところ、とても好評で、みんな一生懸命に読み進めています。ラダーシリーズを読む際は、辞書機能の活用や、読んだ後に音声も聴いてみようと伝えています。
abceed を導入して変わったなと思うことを教えて下さい。
(先生方にとって)
単語テストを例にとっても、準備や実施の手間がだいぶ減りました。四択問題であれば、100問の分量でも短時間で実施できます。結果もリアルタイムに把握することができますし、以前よりも、生徒の状況が『見える化』したところが大きく変わりました。
音読についても、これまでは「家で音読しなさいよ」で終わっていたことが、abceed で課題配信すれば、生徒のやったか、やっていないかが『見える化』します。
(生徒さんにとって)
abceed で音声に簡単にアクセスできるようになったことがとても大きいです。生徒が音読する際もこれまでは我流が多かったですが、abceed ではモデル音声を聴いて音読をすることが簡単に実現できます。
生徒は、abceed での学習を経て、耳がよくトレーニングできてきていると感じます。耳ができてくると、あとは伸びやすいです。単語学習でも、英検の学習でも、教科書でも、英語の音声を聞く機会が圧倒的に増えた影響はとても大きいと思います。
abceed を初年度から継続してご利用いただきありがとうございます。ご継続いただいた要因はどんなところにありますか?
使い始めた1年半の間に、管理画面の使い勝手など、ものすごい進化をしたと思います。最近アップデートされたランキングのメニューなども面白いなと思いました。
課題のタイプも、細かく設定できるようになり、単語テストも英日、日英など複数のパターンで配信できるようになりました。 abceed は頻繁にアップデートされるので、教科会でも「abceed でこんな教材、機能があるよ」などの情報を積極的に共有して取り組んでいます。